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ファクタリングって違法じゃないの?なぜ業者は逮捕された?

最近ファクタリングの業者が逮捕されたという事件があったことで

「ファクタリングって違法じゃないか?」

という質問を企業経営者の方から相談されることがありました。
これについてはいろいろ誤解もあるのでこの件について少しだけ書いてみたいと思います。

ファクタリングで逮捕されたってニュースを聞いたけどホント?

ファクタリングで逮捕されたというニュースが少し前にニュースになりました。

これによって「やっぱりファクタリングって違法なんだ」「ファクタリングって怖いものじゃ・・・」という話がネットではいくつか見られましたが、これについては実際のところ事件の真相はこんな感じでした。

債権を買い取って回収を代行するサービス「ファクタリング」を装ったヤミ金融が横行し、警察当局が取り締まりを強めている。大阪府警は今年、回収業務と称して高金利での貸し付けを繰り返したとされるグループのメンバーを逮捕。摘発の動きは各地に広がりつつある。手形割引に変わる資金繰りの手段として利用する企業が増えるなか、サービスへの法規制を求める声も上がる。

この事件については言ってみればこれはファクタリングに見せかけた違法金利のいわゆる闇金業者が逮捕されたという話です。

ファクタリングという名目でお金を貸す(※ファクタリングは債権譲渡契約なので融資とは本来ならない)て、その結果ファクタリングの手数料に見せかけて金利を取るというもので実際はファクタリングに見せかけただけのお金の融資だったのです。

ファクタリングはお金を貸す行為ではないので貸金業規制法の適用はされませんが、「融資」となると当然貸金業規制法に抵触します。

そのためこの闇金業者は違法金利を取っていたということで逮捕されたということです。

しかし、この事件でファクタリング=違法という認識が高まってしまったのはなんだか残念ですが、この記事の下の方にもあるようにファクタリングそのものは違法ではなく、ちゃんとした商取引であり、このような悪質業者に利用されることで違法のイメージがついてしまうのはなんだか悲しいものです。

しかし、この事件を見て、気になったのは闇金業者はファクタリングの手数料の高さを利用して、その高い手数料を金利代わりにしていたということです。

ファクタリングの手数料って違法じゃないの?

しかしよく言われるのはこのファクタリングの手数料って違法じゃないの?ということです。
確かにファクタリングの手数料は3社間ファクタリングでは1.5~5%、二社間ファクタリングになると10%~で高い場合は30%となる場合もあります。

これが毎月となると本来入るはずの債権のうち、毎月30%の金額が引かれてしまうので年間で元の債権の何倍も手数料がかかる計算になります。

貸金業規制法は100万円以上の融資は年間で最大15%までなので、貸金業規制法と比べても金額としてはかなり大きい手数料を支払う必要があります。

しかしこれらの手数料はあくまでも譲渡行為における「手数料」であり、違法でもなんでもありません。
先ほども書きましたが貸金業規制法はあくまで金銭の貸借における利息の取り決めの法律であり、別の規制となるからです。

言ってみればまだ規制する法律がないともいえるのですが、とはいえ3社間ファクタリングならまだしも2社間ファクタリングはかなりファクタリング会社としてもリスクが高いのでこの手数料はやむを得ないという意見もあります。

個人的には高すぎだと思いますし、そもそもそこまで切羽詰まった人に対してファクタリングをすること自体が良いのかわかりません。

ファクタリング本来の役割とはかなりかけ離れた使い方だとは感じています。

今後何らかの規制は入るかもしれません。

ただし、銀行系や大手ファクタリング会社はこの貸金業規制法などの法律があることや、そもそも高い手数料によって企業が倒産リスクを背負うことに対してコンプライアンスなどの問題から2社間ファクタリングを行ってない会社もあります。

今のところはファクタリングの手数料は取り決めもなく、規制もないのですが、今後はこの高い手数料によって倒産する会社が増えるなどした場合は社会問題となり規制が入る可能性はあるかもしれません。

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